モルディブやアフリカ地域の旅行事業をおこなっていたリゾートアンドサファリが2018年9月26日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は債権者15名に対して約9600万円。
同社は第3種旅行業者として、個人客を対象に、モルディブ旅やタンザニア、ケニア、南アフリカなどの旅行企画や現地手配を手掛けていた。新婚旅行やファミリー向け高価格帯旅行を手掛け、2010年の売り上げは約2億6000万円を計上。その後も2億円を超える売上高を維持していた。しかし、同社の代理業をおこなっていた取引先の倒産が影響して2017年に業況が急激に悪化。厳しい資金繰りが続き、2018年7月に事業を停止していた。
2018年10月3日現在、同社のウェブサイトには、林田政義代表の名義にて廃業の通知とこれまでの謝辞が記載されている。