観光需要の高まりによる道路混雑が問題になっている沖縄県で、那覇空港中心に渋滞緩和に向けた試行実験が実施される。日本航空(JAL)、タイムズ24、沖縄県、那覇市、内閣府沖縄総合事務所の官民5者はこのほど、空港から離れた場所に点在するカーシェアリングと公共交通機関を組み合わせた利用を促進する取り組みを実施。県内の渋滞解消を目指す。
試行実験では、那覇空港に到着するJAL便に搭乗し、那覇市内に配備されているタイムズカーシェアの車両を利用した人を対象に、カーシェアの走行距離に応じてJALのマイルを付与する「那覇市走ってマイルキャンペーン」を実施。期間は2019年9月2日から2020年3月1日。走ってマイルはタイムズ24とJALが2019年6月から始めた施策で、広島空港、高松空港、伊丹空港、関西空港でも展開している。