京都市、公式観光サイトでAIチャットボット導入、外国人の想定外の質問には通訳ガイドが対応

京都市と京都市観光協会はこのほど、日本人観光客向け公式サイト「京都観光Navi」と外国人向け「Kyoto City Official Travel Guide」でAI活用のチャットボットを導入した。対応言語は日本語と英語。

チャットボットは、ウェブサイト画面内で、知りたい情報のカテゴリーを選択したり質問を直接入力すると自動的に回答が表示される仕組み。開発にあたっては、よく寄せられる質問をベースに想定質問を設計しており、選択肢を提示することで、回答にたどりやすくしたのが特徴だ。

また、外国人観光者向けのサービスでは、チャットボットで想定できていない質問について、京都市認定通訳ガイド「京都市ビジターズホスト」が個別に回答。その結果をもとに自動回答内容の精度向上にもつなげる。

さらにこれらのデータを蓄積することで、観光客が求める情報を分析したり、質問内容をもとに旅行者の好みなどを分析して回答をカスタマイズする取り組みも進めていく。

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