千葉県香取市の農園リゾート「THE FARM (ザ・ファーム)」は、感染拡大防止策を4つの分類に分けて、営業を再開した。密になりづらい「プライベートゾーン」と密になる可能性のある「パブリックゾーン」に分けたうえで、インドアとアウトドアそれぞれで対策を講じた。
THE FARMによると、新型コロナウイルスの影響でアウトドアへの関心が高まっていることから、今夏は例年以上の予約を受けているという。
感染対策としては、インドアの宿泊ロビーで、従業員はマスクを着用。来園者にもマスク着用と他指消毒を呼びかけるほか、チェックイン時には非接触型体温計で検温を実施。37.5℃以上の発熱が確認された場合は、宿泊を断る。
また、接触機会の多い備品の消毒も定期的に行い、ロビー内の換気は30分に1回以上の換気を実施。滞在時間を短くするため、施設の説明では資料の配布に加えて、オンラインによる説明も行う。
「かりんの湯」では、上記の対策のほか、脱衣所の床の拭き取りの頻度を高め、足拭きマットの交換頻度も増やす。
従業員については、出勤時に同様に計測し記録し、37.5℃以上の発熱が確認された場合、 従業員には通常の休暇を命じる。