滋賀県は、琵琶湖を一周するサイクリングルート「ビワイチ」の多言語化を強化する。ビワイチがナショナルサイクルルートに認定されたことを受け、アプリ「BIWAICHI Cycling Navi – Shiga trip-」をアップグレード。これまでは自転車での県内周遊を対象としていたが、新たにバスや電車など公共交通を利用する経路案内機能、観光案内情報を拡充し、訪日客をタビマエからタビナカまでサポートできるようにする。
県は「現在はインバウンドが見込めない厳しい時期だが、来るべき回復期に備え、受け入れ環境の整備を進める」としている。
アプリで主に改修したのは、経路案内機能、観光情報、Wi-Fiスポットを含む周辺検索機能。今後は、2020年12月に滋賀県のアクティビティ情報を追加した第2弾リリースを予定している。アプリの制作・開発には、ナビタイムジャパンが技術協力した。