観光庁は、ワーケーションやブレジャーなど「新たな旅のスタイル」の普及と促進を目的に、「『新たな旅のスタイル』に関する検討委員会」を設置し、2020年10月23日に開催する。
ワーケーションやブレジャーなどを普及することで、休暇取得の促進・分散化を図り、旅行機会の創出や観光需要の平準化に繋げるのが目的。日本人の旅行の特徴である、特定時期の休暇取得や短期間での宿泊などが、旅行時期の集中と観光地の混雑に繋がり、国内旅行消費の伸び悩む原因にもなっていると指摘する。
検討委員会は、ワーケーションやブレジャーの普及には送り手の企業と受け手側の地域との連携が重要との認識から、有識者や関係省庁、経済界、観光関連業界の様々な関係者で構成。関係省庁では観光庁のほか、内閣官房(まち・ひと・しごと事務局)、総務省(情報流通振興課)、文化庁(政策課)、厚生労働省(在宅労働課)、農林水産省(都市農村交流課)、環境省(国立公園課)が参加する。