宿泊施設向けにデータ分析ツールを提供するメトロエンジンとEコマース事業を展開するBEENOSはこのほど、長期滞在専門ホテル予約サイト「Monthly Hotel(マンスリーホテル)」を開設した。2020年11月1日時点で全国21都道府県、129施設が参画。コロナ禍でホテルの使い方が多様化するなか、1カ月6万7500円からのリーズナブルな料金で新しい暮らし方を提案する。
サイトには長期利用が可能なホテルのみ掲載する。2週間以上半年以内の長期予約がリーズナブルなのが特徴。運営はBEENOSの子会社であるBeeCruiseが担当する。30泊1名の料金の一例は「GRIDS 東京 上野駅前 ホテル&ホステル」が6万7500円から、「ホテルトラスティ プレミア 日本橋浜町」が17万1000円からなど。
メトロエンジンとBEENOSはマンスリーホテル開発の背景について、「コロナ禍で宿泊需要も大幅に減少したなか、宿泊施設の可能性を引き出し、新たな生活様式を提案したい」などと述べている。