都市連動型メタバース「バーチャル大阪」が本格展開、道頓堀など「新市街」創出、渋谷とのワープも

2022年2月28日から、都市連動型メタバース「バーチャル大阪」が本格稼働する。「バーチャル大阪」は大阪府、大阪市が提供、KDDI、吉本興業、博報堂からなる「KDDI共同企業体」が受託、制作を行うもの。 2025年開催の大阪・関西万博に向けて、大阪市内をモチーフにした「新市街」エリアを創出し、大阪の都市の魅力を国内外に発信していく。

大阪府によると、参加者は自宅や外出先から自身のデバイスを通じて「バーチャル大阪」に参加することで、リアルタイムで世界中の人とコミュニケーションが取れる。バーチャル音楽ライブなどのエンターテイメントコンテンツやアバターを介したユーザー自らの創作活動なども体験できるという。

「新市街」には、道頓堀をモチーフに大阪の街の雰囲気を再現したエリアと、大阪城やスカイビルといった代表的なランドマークが配置されたフォトスポットの広場がある。今後、エリアや体験を拡張していく予定。2月28日からは、「バーチャル渋谷」とワープゾーンで接続され、ふたつの空間の往来も可能になる。

バーチャル大阪は、VRデバイス、スマートフォン、PC/Macから参加することが可能。clusterの無料アカウント作成と、利用するデバイス用のclusterアプリのインストールが必要となる。

バーチャル大阪