ニュージーランド政府は、日本を含むビザ免除国からのワクチン接種完了者について、2022年5月2日から入国時の自己隔離を解除すると発表した。オーストラリアからの旅行者については4月12日から。ただし、出国前の検査、到着時と5日目あるいは6日目での抗原検査で陰性であることが条件となる。
AP通信によると、ニュージーランドのインバウンド旅行市場は、外貨収入の約20%、GDPの5%以上を占めていた。パンデミック発生後、同国は世界で最も厳しい水際対策を実施。観光による収入源は消失していた。
コロナ禍で、ニュージーランド航空は、日本路線では週1便の旅客便の運航にとどめていたが、今夏の発表を受けて、同航空日本支社長のクロヴィス・ペリエ氏は「これから旅客便の増便を計画しいく」ことを明らかにしている。