KNT-CT、国内旅行の需要回復で増収増益、12億円の黒字に転換、県民割や修学旅行が寄与 ―2023年3月期第1四半期

KNT-CTホールディングスは2022年8月9日、2023年3月期第1四半期(2022年4月1日~6月30日)の連結営業業績を発表した。売上高は前年同期の約3.3倍となる521億9900万円となり、純利益は前年同期の64億4200万円の赤字から11億7700万円の黒字に転換した。

コロナ禍前の水準には戻らなかったものの、行動制限の解除により国内旅行需要が回復傾向となり、修学旅行をはじめとする各種の団体旅行、クラブツーリズムの国内旅行、県民割などの活用が寄与した。

また、営業損益は前年同期の74億3100万円の赤字から7億3500万円の黒字に、経常損益も前年同期の60億2200万円の赤字から10億7400万円の黒字に大幅に改善した。

2023年3月期通期の連結業績については、2022年5月12日に公表した予想からの変更はなく、売上高2590億円、営業利益40億円、経常利益40億円、純利益40億円の黒字を見込む。

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