AP通信によると、デルタ航空は2023年2月7日(現地時間)、4月1日から全従業員の給与を5%引き上げるとともに、昇給に必要な予備費を増やすと発表した。アップ幅は、同航空のパイロット組合が票決したものよりもはるかに低いものの、今回の合意によって、パイロットの給与は4年間の契約期間中、30%以上引き上げられることになる。
パンデミック中に人員を削減した米国の航空会社は、旅行需要の回復を見込み、人員確保と維持のために、雇用の強化と賃金アップを進めているところ。
今回の決定後、7日の午後の取引で同航空の株価は約1%下落した。