政府は、新型コロナウイルス対策のマスクの着用について、屋内では基本的に着用を推奨するとしている現在の取扱いを改め、個人の判断に委ねることを決めた。見直しは、国民への周知期間や各業界団体および事業者の準備期間なども考慮して、2023年3月13日から適用する。
一方、高齢者など重症化リスクの高い人への感染を防ぐため、当面、通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスに乗車する場合には、マスク着用を推奨する。国交省は、概ね全員の着席が可能である電車やバス（新幹線、通勤ライナー、高速バス、貸切バスなど）、その他の公共交通機関（飛行機、タクシー、船）については、マスク着用推奨の対象外としている。
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