観光庁は、「サステナブルな観光に資する好循環の仕組みづくりモデル事業」(調査事業)の事業実施者について、18地域においてモデル実証を実施する。この事業は、専門家による事業内容等のコーチング(改善指導など)を実施し、サステナブルな観光コンテンツを通じて地域の自然・文化・歴史・産業などの地域資源の保全と活用の両立を推進しつつ、地域の経済・社会・環境への好循環を加速化させることを目指す。
採択された18地域のうち11地域が国立・国定公園。三陸復興国立公園の岩手県久慈広域観光協議会は「みちのく潮風トレイルを活用したトレイル&トレイン」を実施。雪国観光圏は、新潟県南魚沼郡湯沢町で「エコロッジを拠点にしたロングトレイル活性化事業」、キタ・マネジメントは、愛媛県大洲市で「大洲城下町サステナブルツーリズムのシステム構築事業」、竹富町西表島エコツーリズム 推進協議会は、竹富町で「西表島の海域・海岸域の低負荷型体験による好循環創出」を実施する。