車中泊シェアリング「カーステイ」、利用者を株主に迎える資金調達を開始、新株予約権も発行

車中泊スポットのシェアリングサービス「Carstay(カーステイ)」は、株式投資型クラウドファンディングサービスの「FUNDINNO」を介して、個人投資家やCarstayのサービス利用者を株主に迎え入れる「コミュニティ・ラウンド」による資金調達を開始する。期間は2023年9月9日10時00分から9月22日23時59分まで。約1億円の調達額を目指す。

今回、新株予約権を発行。IPOやM&Aなど一定の条件を満たすことで、将来、カーステイの株式の交付が受けられる。1人あたり9万円から最大45万円まで投資することが可能。

今回調達する資金は、同社のキャンピングカー/バンライフの製造拠点「Mobi Lab.(モビラボ)」で新たな革新的な車両などを開発、インフラ投資に充当するほか、営業の強化、エンジニアやデザイナーの新規採用、シェアリングサービスの拡充を進める。

カーステイは、中長期計画で、EV・自動運転車をベースにした新たな「可動産」を開発し、海外展開も目指す。また、シェアリング・プラットフォームの更なる向上を図り、「可動産」時代の基盤構築を推進。2025年5月期は年間7億円、2027年5月期は年間30億円の売上を計画する。

Carstayはこれまでベンチャーキャピタル・事業会社・金融機関などから累計約3.6億円の資金を調達している。

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