IHGホテルズ、広島に上級ブランド「voco」開業へ、災害時の退避場所など安全確保の施設も併設

IHGホテルズ&リゾーツ(IHG)は、2027年下半期に「voco広島」を開業する。「voco」はIHGが2018年に立ち上げたライフスタイル系のプレミアムホテルブランドで、日本では大阪に次いで2軒目。JR広島駅から徒歩4分、広島市中心部の繁華街や原爆ドームから徒歩圏内に位置し、観光とビジネスの双方の需要を見込む。館内には、約300の客室とレストラン、ルーフトップバー、ミーティングルームなどを備える。

同ホテルの開発計画は、国土交通大臣から「民間誘導施設等整備事業計画」の認定を受けたもの。広島駅周辺における滞在空間の高質化や歩行者などの安全・快適性の向上、災害時の安全確保が図られることを期待されている。IHGによると、ホテルの施設内や周辺には、地域住民も利用できるミーティングスペースや、パス停留所付近に待機スペースを設けた「賑わい空間」、帰宅困難者の一時避難場所などの建設を予定してるという。

なお、同計画の認定を受けることで、事業者は民間都市開発機構による金融支援を受けることが可能になる。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…