AirX社、エンブラエル傘下の「空飛ぶクルマ」10機を確定発注、2027年までに国内サービス開始へ

次世代エアモビリティを推進するAirX社は、EVE Air Mobility(EVE)社と、同社が開発する電動垂直離着陸機(eVTOL)の購買権に関する契約を締結した。EVEは、航空機メーカーのエンブラエル・グループの都市型エアモビリティ(UAM)開発企業。

AirXは、最大10機を確定発注。さらに、40機のオプション購入権も付けた。また、契約には、都市型航空交通管理ソフトウェア「Vector」の活用も含まれる。

EVEのeVTOLは、飛行機のような固定翼を備えつつも、ドローンのようにローターを複数取り付けている機体。座席数はパイロット1人と乗客4人。航続距離は約100キロ。

EVEは現在、ブラジル国内でeVTOL生産施設を建設しており、2026年には機体の納入を開始する予定。AirXは、2026年から2027年にかけて国内でのサービス開始を目指す。

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