訪日客による非接触支払の「タッチ決済」が増加、滞在時間が長いほど利用頻度も高い傾向

ビザ・ワールドワイド・ジャパンは、桜シーズンの観光におけるインバウンド旅行者のタッチ決済についての調査を実施した。

旅行の初日と7日目、それ以降の日のタッチ決済の浸透度を比較すると、滞在期間中、日が経つにつれてタッチ決済への移行が進み、使用率は平均14%上昇した。また、滞在する期間が長いほど、タッチ決済を利用する頻度が高くなった。

国別では、米国、タイ、カナダ、フランスなどタッチ決済の成熟度が高い国や地域からの訪日客は、初日からこの支払方法を利用。一方、タッチ決済の成熟度が低い国や地域 からの訪日客は、4日目以降のタッチ決済使用率に目立った変化は見られなかった。

また、桜のシーズンでは、タッチ決済の利用率がそれ以外のシーズンに比べて高い結果となり、前年比でも増加。タッチ決済に対応する加盟店では、決済金額で53%、決済件数で 58%増加した。

このほか、Visa Destination Insights (VDI)による分析では、桜のシーズン中、欧米の旅行者の支出が増加。中でもドイツからの旅行者が最も多かった。また、アジアでは、シンガポール、インドネシア、香港からの旅行者の支出額が上位に入った。

報道資料より

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