阪急交通社とナビタイム、自治体・DMOらの「ニッチな旅」情報発信を支援、地図と連動したデジタル観光ガイドを提供

阪急交通社とナビタイムジャパンは、両社が共同運営する「NICHER TRAVEL」で、テーマに沿って地域の魅力を発信するデジタル観光ガイド「TOWNGUIDE By NICHER TRAVEL」の提供を始めた。その地域独自の魅力を掘り下げて、特定のテーマに沿った観光ガイドを制作・発信することで、地域のブランディングや活性化を支援する。自治体や観光協会、DMO、交通事業者、地域の観光コンテンツ造成に取り組む事業者、観光案内所、宿泊施設などでの利用を見込む。 

両社は、「ニッチャー」という新しい分野の需要をとらえ、個性的な旅のスタイルを開発する取り組として、2022年6月から、エッジの効いたパッケージツアーを「NICHER TRAVEL」として企画・販売してきた。

「TOWNGUIDE By NICHER TRAVEL」は、地図情報と連携し、店舗など魅力的なモノや人に出会えるスポットなどの情報を雑誌のように閲覧できるウェブサイトを提供。地域の各事業社が運営するサイトや液晶サイネージへの掲載をはじめ、QRコードを印字して配布もできるほか、全国のニッチな旅行体験が集まる「NICHER TRAVEL」のプラットフォームにも掲載することができる。

また、各地域が発行する紙仕様の観光ガイドをデジタル化するシステムのみを利用できるプランも用意。さらに、ナビタイムジャパンの経路検索技術を活用できるため、スポットまでのルート案内も可能になる。

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