日本政府観光局(JNTO)によると、2012年11月の日本人出国者数は前年比3.9%減の144万人となった(推計値)。1月からの累計では9.8%増の1706万2000人。あと約94万人で年間の出国者数は1800万人となり、過去最高達成は確実となった。
一方、訪日外客数は17.6%増の64万8600人で、震災前の2010年との比較でも2.2%増となった。震災前の数値を上回ったのは、今年6月以来のこと。台湾、香港、タイ、マレーシア、インド、ベトナムが11月単月で過去最高となったほか、韓国も震災前との比較では初めて減少幅が一桁台になった。ただし、中国は団体客を中心に減少傾向が続き、マイナスとなった。