ホテルズ・ドットコムは、2012年の世界のホテルにおける平均宿泊料金は前年比3%上昇したと発表した。これは、ホテルズ・ドットコムが独自に世界の主要都市にあるホテル宿泊料金を調査したもの。
2011年は4%増であったことから上昇率は抑えられたが、2012年は成長が低下したといえ、同社はユーロ圏の経済危機が要因であると発表した。
地域別にみると、カリブ海地域が6%増、北米は5%増、太平洋地域は4%増と世界平均を超える地域があった一方、アジアは2%増、中南米は1%増、ヨーロッパと中東ではマイナスとなったという。
なお、この発表は同社が世界中の旅行者が実際に支払った宿泊料金を調査したHotel Price Index(HPI)に基づいたもの。ホテルズ・トドットコムによると、2012年のHPIは107ポイントで、2007年のピーク時の117ポイントを10ポイント下回っているという。