トリップアドバイザーは旅をテーマにしたインフォグラフィックスのコーナー「トリップグラフィックス」で、「若者の海外旅行離れって本当?」を公開した。若者(20~24歳)の海外旅行者数は1996年の201万6402人をピークに、2010年は113万5053人と約半分にまで減少。海外旅行者に占める割合も、1996年の12.6%から6.2ポイント減少し6.8%に縮小した。
しかし、若者の人口に対する海外旅行をした割合は、1996年は100人中20人であるのに対し、2010年は100人中18人となっている。トリップアドバイザーでは、若者の海外旅行者数の減少は、単に若者の人口が減っているためであり、若者のなかで海外旅行を楽しむ人の割合はこの20年間、大きな変化がない、としている。