国土交通省は2012年(平成24年)の航空輸送実績を公表した。それによると、国内定期航空輸送の旅客数は前年比9.4%増の8,491万人となり、東日本大震災前の実績まで回復。また、本邦航空運送事業者による国際定期航空輸送の旅客数は前年比15.1%増の1,400万人となり、2008年(平成20年)以来5年ぶりの増加となった。
国内線の路線別では、羽田/新千歳線の旅客が最も多く880万9,701人(前年比4.9%増)で、羽田/福岡線の760万2,380人(同6.0%増)、羽田/那覇線の501万8,758人(同4.2%増)、羽田/大阪線の501万2,316人(同5.5%増)、羽田/鹿児島線の219万1,293人(同6.9%増)が続く。
一方、国際線の方面別旅客数では、中国が前年比7.5%増の284万4,490人、韓国が同17.3%増の190万7,982人、その他のアジアが同21.3%増の482万4,451人、米大陸が同21.4%増の168万2,203人、太平洋が同2.6%増の137万437人、欧州が同15.1%増の123万2,461人、オセアニアが同14.7%増の13万4,383人となった。