JTB総合研究所(JTB総研)は自治体や観光関連事業者向けに、観光危機管理体制の構築を支援する新サイト「観光危機管理・考えるプロジェクト」を立ち上げた。JTB総合研究所では2012年9月から、観光危機管理体制の構築支援の事業展開を本格的に開始。観光危機管理に関する国際会議の企画運営サポートや講演実施など、活動の範囲を広げていた。
しかし、JTB総合研究所によると、観光危機の対策を強化する自治体が増える一方、体制整備の進捗には差があり、基礎知識の理解からスタートする組織も少なくなかった。そこで今回のサイトでは、観光危機管理への理解の深度と円滑な観光危機管理の体制整備を目的に、観光危機管理の考え方や取り組みについて解説。セミナーの案内や各地域での活動状況などを掲載する。
なお、JTB総合研究所ではサイト開設にあわせ、2013年7月10日にセミナー・研究会を開催。対象は地方自治体や観光協会、宿泊・観光施設で、参加費は無料で実施する。