ハワイ州産業経済開発観光局(DBEDT)によると、2013年6月の日本人渡航者数は前年比3.1%増の11万9803人となった。日本人出国者数が11.9%減と2ケタ成長となったなか、ハワイは堅調に推移している。ただし、平均滞在日数は5.2%減の5.88日と縮小。1人1日あたりの消費額も9.1%減の293.9米ドルとなり、主要市場の中で唯一マイナスとなった。
島別では、オアフ島が1.0%増の11万4749万人で相変わらず最多だが、ハワイ島が32.8%増の1万9795人、マウイ島が45.0%増の7852人と、隣島も増加しつつある。また、目的別ではウエディングが76.4%増の8161人、ハネムーンが17.3%増の2万6872人と好調。MCI(ミーティング・コンベンション・インセンティブ)は41.3%増の1万1036人と伸びており、そのほとんどがインセンティブ(60.9%増1万45人)だった。
1月~6月の上半期の日本人渡航者数は、5.2%増の69万7457人。平均滞在日数は1.8%減の5.86日で、1人1日あたりの消費額は8.6%減の290.9米ドルだった。