ベルギービールウィークエンド東京がスタート、食と音楽で現地の魅力アピール

今年で4回目となる「ベルギービールウィークエンド東京2013」が2013年9月6日に開幕した。このイベントは、ベルギーとビールを日本市場へのアピールすることを目的に2010年にスタート。ベルギー王国大使館を中心としてビール関連、観光関連の各団体が実行委員会を組織して運営されてきた。今年は、昨年までの東京、大阪での開催から規模を拡大して全国5都市で開催。既に4都市(横浜、大阪、福岡、名古屋)で約10万人の来場者を迎えた。東京は、5都市目で最終の都市となり開催期間は11日間。昨年の来場者は3万人だったが今年は倍増の6万名の来場者を見込んでいる。

このイベントによって、ベルギーの魅力を理解する日本人が増えており、日本からの観光客増加への効果も期待されている。ベルギー観光局ワロン・ブリュッセルの局長、ダミアン・ドーム氏は継続して行ってきた同イベントについて「効果がでてきている」とコメント。全国5都市で開催することで日本各所でのベルギーへの関心が高まっていることを実感しているという。テレビへの露出も増えており、同イベントではベルギーを味覚、音楽、ふれあいで体感できるため、さらなる相乗効果を期待している。

初日に催した開会式ではリュック・リーバウト駐日ベルギー大使が挨拶し、規模を拡大して東京で11日間、73種類のベルギービールを提供する点などを紹介。「子供から大人までみなさんで楽しんでほしい」とコメントした。また、ベルギービールウィークエンド実行委員会の小西新太郎氏は2013年1~6月の統計で日本に輸入される海外ビールのランキングでベルギーが1位になったことに触れて、これまで継続してきた同イベントの効果を語った。

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