マーケテイング・リサーチ会社のインテージは、15〜69歳のNTTドコモのプレミアムクラブ会員1200名(京浜/東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県、京阪神/大阪府・京都府・滋賀県・兵庫県・奈良県・和歌山県)を対象にスマートフォンによるインターネット調査「2020年夏季オリンピック・パラリンピック 東京開催決定に関する意識調査」を実施した。それによると、2020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決定したことについて、86.7%の人が東京に決定して「嬉しい」と回答、「嬉しくない」を大幅に上回る結果となった。また、オリンピックの招致活動に対する評価では、「非常に高く評価する」「まあ評価する」と回答した人の合計は78.5%となった。
オリンピックの東京開催に伴い期待することを聞いたところ、「子供に夢を与える」がトップで全体の59.6%となり、「国内消費の活性化」(52.1%)、「東日本大震災復興活動の弾み」(49.9%)、「海外からの観光客が増える」(42.9%)が続いた。観戦・視聴方法については、76.3%が「テレビで生中継を見たい」、53.7%の人が「競技場で観戦したい」と回答した。特に、京浜在住者では63%が直接競技場で観戦したいと回答。2020年のオリンピックで開催される28競技のなかで「注目している競技」でトップとなったのは競泳で58.8%。以下、体操(48.4%)、陸上競技(45.1%)、サッカー(41.5%)、レスリング(37.4%)の順となった。また、「自身でやってみたい競技」ではテニスが16.2%でトップ、ゴルフ(15.8%)、水泳(15.3%)、アーチェリー(12.2%)、バトミントン(11.1%)が続いた。