このほど発生した米国連邦政府機関における一部閉鎖による観光への影響について、ハワイ州観光局が現地の状況を発表した。それによると、ハワイ州では州立公園、郡立公園、ビーチ、トレイルは開放されている一方、ハワイ州国立公園はすべて閉鎖されているという。また、オアフ島の太平洋航空博物館パールハーバーと戦艦ミズーリ記念館は通常通り開館している。
州立の空港については影響はなく、通常通り運営。ハワイ州の空港では連邦航空局(FAA)タワーズ、米国農務省(USDA)、運輸保安局(TSA)、税関国境警備局(CBP)が業務を通常通り行っているという。
閉鎖されているハワイ州国立公園などについては以下の通り。
【オアフ島】
- USSアリゾナ記念館
- USSボウフィン潜水艦博物館
【ハワイ島】
- アラ カハカイ ナショナル ヒストリック トレイル
- ハワイ火山国立公園
- カロコ・ホノコハウ国立歴史公園
- プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園
- プウコホラ・ヘイアウ国立歴史公園
【マウイ島】
- ハレアカラ国立公園
- ハワイ諸島ザトウクジラ国立海洋保護区ビジターセンター
- カウアイ島のキラウエアポイント国立野生生物保護区
【モロカイ島】
- カラウパパ国立歴史公園
なお、アメリカ本土では日本人に人気の高い「自由の女神」、「ヨセミテ国立公園」、「スミソニアン博物館」、「グランドキャニオン」などの観光ができなくなっており、渡航者は注意が必要だ。