セントレア、南側地区整備事業のスケジュールを変更

中部国際空港会社は、「セントレア南側地区整備事業」についてスケジュールの変更を発表した。それによると、新ターミナルビル、駐車場・道路などの整備について、当初計画では「2014年後半供用開始」としていたが、今後のLCCをはじめとする航空会社の動向などを注視し、機能や規模、スケジュール、コンセプトなど見極めつつ進めていく方針に転換した。

また、駐機場(エプロン)については、「2014年後半から2015年後半までに段階的に整備」としていたが、アジア路線の急成長やドリームリフターの飛来増などにより受け入れ余力を確保する必要から、整備工程を一部変更し、404〜406番スポットの給油施設の整備を先行して実施。2015年3月供用開始に向けて年末をめどに着工することにした。

中部国際空港会社は、新たな需要や新たなビジネスモデルへの対応のほか、ボーイング787コンポーネントの輸送に使われるドリームリフターの作業が増加することから、その作業と出発導線が干渉しない対策を進めるために、「セントレア南側地区整備事業」を決定。総事業費80億円を投じて、駐機場、新ターミナルビル、駐車場、道路などを整備することにしている。


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