KNT-CT、海外団体はプラス転化、クラツーは国内・海外とも前年超に

KNT-CTホールディングスの2013年9月の総取扱額は、前年比1.8%減の449億9687万円となった。国内旅行は1.5%増の272億8125万円でプラス推移を維持した一方、海外旅行は8.1%減の162億5130万円となった。ただし、海外団体は4.2%増の32億5367万円で前年を上回り、回復の兆しが見えている。国際旅行は25.1%増の7億6442万円。

会社別では、近畿日本ツーリストが海外の一般団体で国際スポーツ大会需要の取り込みに成功し、1.0%増と前年並みを維持。さらに学生団体は修学旅行以外の需要を獲得し、26.6%増と大きく伸びた。一方、国内は一般団体で昨年に多数のコンベンションを扱った反動を受けて6.1%減と縮小。学生団体も3.3%減と前年を下回った。

近畿日本ツーリストは、ホリデイが東アジア方面を中心に全般的に不調。低価格帯商品のラインアップを縮小したため、全体の取扱人数と取扱額も前年を下回った。メイトは0.1%でほぼ前年並みの取扱いとなった。

クラブツーリズムは、海外旅行が東アジア方面が厳しいものの、西欧、北米、オセアニアが好調で7.1%増と好調。国内旅行も11.6%増と大きく前年を上回った。


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