デルタ航空、シアトルのハブ機能を強化で内際増便、空港の利便性向上も

デルタ空港(DL)はシアトルを国際線のゲートウェイとし、路線拡大を強化する。2014年6月5日にはバンクーバー線をデルタ・コネクションのスカイウエストが週5便で運航を開始する。3月にはロンドン線、6月には香港線、ソウル線の運航を開始する予定(政府認可条件)。これにより国際線では来年夏までにアジア5都市と欧州3都市への直行便を運航することになる。

国際線拡大に合わせ、国内線も強化。2014年5月29日にはフェアバンクス線を夏期のデイリー運航で就航するほか、アンカレッジ、ラスベガス、ロサンゼルス、ポートランド、サンディエゴ、サンフランシスコへの増便及び新規就航を決定した。

このほか、就航便のプロダクトや空港設備も整備している。国際線長距離路線ではフルフラットベッドシートを搭載し、国内線では機内Wi-Fiサービスを提供。シアトル空港では1400万米ドルの予算を投じ、ロビーエリアの改装やデルタスカイクラブの新設、スカイプライオリティ関連設備、出発ゲートへの充電ステーション等を行なった。

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