JTBコーポレートセールスは豪雪を観光資源とした家族向けの「旅いく」商品を設定した。日本有数の豪雪地帯である6地域でかまくら作りやスノーランタン作りなど雪遊びをテーマにした体験型商品を企画。
たとえば群馬県みなかみ町のプログラムでは、地元の民話を題材にかまくら作りやスノーレーサー体験を行なうほか、郷土料理作りなどに挑戦するストーリー仕立ての企画とした。四季のある日本の文化に触れ、雪国の伝統行事を知り、雪と共生する生活の知恵や工夫を学ぶ機会とする。
また、今回のツアーの舞台となる6地域は、豪雪の観光資源化が課題となっており、受け地にとってはスキー客以外の旅行需要を喚起する取り組みという意味もある。JTBでは今後も地域の観光開発支援に取り組み、新しい冬の家族旅行や3世代旅行の需要喚起に繋げていくとしている。