ANAセールス、2014年上期の海外ツアーは13%増の1500コース、羽田増加対応も

ANAセールスは2014年度上期の海外旅行商品を、前年比13%増の1500コースで展開する。今回もホールセール商品の「ANAハローツアー」と、旅慣れた客層に満足度の高い旅を提案する「ANAワンダーアース」の2ブランドを設定。2014年度通年で、18%増の12万人の販売を目指す。

今期は3月30日から、全日空(NH)の羽田発着の国際線が17路線1日23便に拡大。ANAハローツアーでは欧州、米国、ハワイ、東南アジア方面の参加者に対して、国内線代金を無料で設定する。また、国内線ターミナルの到着ロビーに、「ANAハローツアー専用カウンター」を設置し、増加が予想される乗継客へのサポートも提供する。

また、2014年度の商品特徴としては、シニア層をターゲットにした新商品「大人のゆとり旅ヨーロッパ」をANAハローツアーで設定。「時間をぜいたくに使って、ゆとりを楽しむ」をコンセプトに、エコノミークラスの利用でも出発前の羽田・成田空港ではラウンジ利用を可能としたほか、メイン観光地では通常の2倍の時間をかけて観光。バス座席は1人で2席利用、2時間に1回の休憩、連泊など、行程や宿泊にゆとりを持たせたのが特徴だ。

このほか、ダイナミックパッケージ「旅作」では、従来の成田/パリ、ジャカルタ、マニラ線に、羽田発着路線も追加。成田と羽田の組み合わせも可能とした。また、羽田増枠で開設した羽田/ハノイ、バンクーバー線と成田/デュッセルドルフ線も新たに設定。これにより、旅作は全94都市149路線での展開となる。

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