JR東日本、5カ年の安全計画を策定、保安装置の設置など4本柱に

JR東日本は2014年度を初年度とする5カ年の「グループ安全計画2018」を策定、経営の最重要課題とする「安全」に関わる4つの柱を掲げた。「安全文化の根付かせ」や安全の技術・知識等を継承する「マネジメント体制の構築」など人材育成における対策を強化するほか、事故の発生リスク低減に向けた取り組み、設備重点整備計画の推進が骨子。

事故発生リスクの低減では、自社グループに起因する事故を完封したうえで、外的要因による被害は計画的な設備強化などを実施。踏み切り障害やホーム転落など社会とのかかわりが密接な事故は社会と協調し、総合的な施策を展開する。設備重点整備計画では、より安全な保安装置の設置、大規模地震対策、ホームドア整備などを進める。ホームドアは山手線23駅の整備を完了するほか、他の線区での整備を行う。これら安全に関わる投資額は、5年間で約1兆円を見込む。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…