ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは2015年春夏シーズンのヨーロッパとカリブ海クルーズを発表し、予約を順次開始した。
2015年は世界最大客船のアリュール・オブ・ザ・シーズを、バルセロナ発着の地中海クルーズに配船。昨年、同じオアシスクラスのオアシス・オブ・ザ・シーズが9月に3本の欧州クルーズを運航したが、夏のシーズンを通して欧州に配船するのは今回が始めて。
また、2015年4月に就航するクアンタムクラスの新造船「アンセム・オブ・ザ・シーズ」(167,800トン、2,090客室)も英国へ配船し、サザンプトンを母港に北欧と地中海、イベリア半島などのコースを運航する。春夏シーズンの後は、10月後半にカリブ海への配船が決定している。
一方、2隻のオアシスクラスで運航していた東/西カリブ海クルーズは、オアシス・オブ・ザ・シーズとインディペンデンス・オブ・ザ・シーズ(16万トン)の2隻体制で運航。フリーダム・オブ・ザ・シーズ(16万トン)によるポートカナベル発着のカリブ海クルーズも継続し、カリブ海クルーズとしては合計3隻体制で運航する。