日本航空(JL)が発表した2014年2月の旅客輸送実績によると、国際線の旅客数は前年比0.4%増の59万7213人。有効座席キロは1.2ポイント減だが、有償旅客キロは1.8ポイント増と上回り、利用率は77.8%で前月から3.5ポイント上昇した。
方面別では、太平洋線が8.2%増の13万9517人、オセアニア線が8.9%増の1万4619人と好調。特に太平洋線は、有効座席キロは0.8ポイント増とほぼ前年並みだが、有償旅客キロは8.2ポイント増と大きく数を伸ばした。その他、欧州線は5.3%増の5万1809人、中国線は5.7%増の8万7272人と前年を上回ったが、東南アジア線は2.7%減の22万5465人、グアム線は2.9%減の1万2268人と減少。特に韓国線は12.8%減の6万6115人と2ケタ減が続いている。
国内線の旅客数は同0.4%減の224万4133人となり、わずかだが2013年度として初めて前年を下回った。有効座席キロを5.9ポイント減らしたが、有償旅客キロは0.6ポイント減に留まった。