着地型旅行で新サイト「TRIP」が誕生、年度内に登録者数10万人目指す

TRIPは、このほど全国各地の地域の魅力や資源を観光商品として売買できるオンラインプラットフォーム「TRIP」(トリップhttps://trip-u.com)の提供を開始した。「TRIP」は、観光商品を販売したい事業者を対象に商品登録から決済までの仕組みを、購入を希望する旅行者に購入申し込みから決済までの手続きを提供するサービス。2014年度に47都道府県をカバーし、登録商品数1万件、登録者数10万人を目指す。

現在、販売されている商品は「海女小屋でいただく絶品海の幸(三重県鳥羽市)」「2000℃で鉄を溶かす!溶接体験(神奈川県鎌倉市)」「遭遇率98%!野生イルカウォッチング(熊本県・天草)」など個性的な商品ラインナップ。これらは、今回の新事業立ち上げにあたりTRIPが業務提携を行った旅行業1種の観光販売システムズ(観光庁長官登録第1600号)が提供している。観光販売システムズは別事業として着地型旅行商品のインターネット販売サイトの運営管理も展開する旅行会社で、今後はネットワークする自治体などに「TRIP」を活用を訴求する一方、販路の拡大と新商品の開発を目指す。

「TRIP」のサービスを利用する際は、商品の販売者と購入者の利用料は無料。契約が成立した際に、所定の利用料を徴収される。手数料は、商品の販売する事業者がシステム利用料として販売代金の10%、補償料として販売代金の3%(対人・対物1億円まで補償)。商品の購入者は、サービス利用料として購入代金の5%、補償料として500円(入院・携行品補償導入予定)を任意で支払う。決済はクレジットカードで対応する。

なお、TRIPはウェブサイトの企画・制作を行う LIGの 100%出資子会社。

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