フランス観光開発機構は、2014年プロモーションとしてフォトコンテストを実施する。「フランスの旅 フォトコンクール2014」として、写真を通じてフランスの魅力を訴求するもの。特設サイト上で2011年以降にフランスで撮影した写真を一般公募し、審査員の審査と一般投票で、優秀作品にフランス旅行などの賞品をプレゼントする。
今回のキャンペーンでは、公式パートナーとして旅行会社からエイチ・アイ・エス(HIS)が参加。オフィシャルツアーとして、写真撮影に適した印象的な景観や季節感が感じられるスポットをめぐるツアーを造成した。添乗員付きツアーのインプレッソから2コース、こだわりの旅を提供するチャオプレッソから1コース発売。また、キャンペーン期間中に追加商品も設定する予定だという。
▼円高のハンディにプロモーション強化の必要性
エールフランスの航空座席供給増とサービス向上に期待
フランス観光開発機構のフレデリック・メイエール氏(写真右)は、今回のキャンペーン発表の記者会見で、フランスへの外国人観光客が2013年も世界一位となったことを紹介。そのなかで、日本人が「文化関係での観光がトップクラス」として「成熟した市場になりつつある」と評価した。そして、人気の高いパリだけでなく、地方を訪れる旅行者が増えていることを歓迎した。2014年は、エールフランスの羽田便で供給量が増えることで期待も高く、円安というハンディがある中、今回のようなプロモーションを強化する必要があるとの考えだ。また、今回のキャンペーンパートナーでもあるエールフランス航空/KLMオランダ航空 リュック・ドゥプラス日本支社長(写真右)は、フランス観光開発機構はパートナーシップの重要性を強調。今年度末までに日本路線で全クラスをアップグレードする予定であることに触れ、座席の広さやプライバシー確保など日本人の要望に応える対応をしていく方針を語った。