ヴァージンアトランティック航空(VS)グループの2013年度の決算は、税引き前損益が5100万ポンドの損失となった。赤字となったが、1億200万ポンドの損失を計上した2012年度と比較すると、収益は50%向上。グループ全体の総売上高も1.9%増収となった。グループとして2013年から2年間の収益改善計画を立てており、効率化により大きく業績が回復した。
2013年度の総旅客数は619万7888人に達し、そのうちプレミアムエコノミーの利用客が7.5%増、アッパークラス利用客が1.8%増など上級クラスの旅客数が増加。ロードファクターは平均81.6%に向上した。ユニット収入(座席キロ当たりの収入)も7.7%増加した。また、また、ヴァージンホリデーも8.1%増収し、主要なデスティネーションでシェアを拡大。2014年も順調に推移している。