スターアライアンスによると、英国エリザベス2世は、英ロンドン・ヒースロー空港ターミナル2の正式オープンを宣言した。女王とヒースロー空港との長年にわたる絆に敬意を表して名付けられた「ターミナル2:クイーンズ・ターミナル(the Queen’s Terminal)」の記念板が披露された。ターミナル2は、ヒースロー空港におけるスターアライアンスの新たな拠点として6月初旬に供用が開始されている。
昨年、英国女王として即位60周年を迎えた女王エリザベス2世は、遡ること1955年、今回の新たな専用施設と同じ場所に設置された旧ターミナル2のオープン式典にも立会った。
新しいターミナル2には、ここに就航するスターアライアンス加盟航空会社23社が全て移転する予定。現時点において、ユナイテッド航空(UA)、エアカナダ(AC)、中国国際航空(CA)、ANA(NH)が運航を開始している。その他の航空会社も11月までに順次移転する予定だ。
女王とエディンバラ公臨席のもと、ヒースロー空港新ターミナルのオープン式典には、1,000名を超える関係者が集まった。女王が披露した記念板は、ターミナルの公共空間に飾られる予定。
ヒースロー空港に就航するスターアライアンス加盟航空会社23社は現在、同空港における輸送量の20%以上を占めている。ターミナル2の供用開始で、はじめてスターアライアンスの全加盟航空会社がヒースロー空港の1つのターミナルに集結することになる。
(トラベルボイス編集部)