MSCクルーズはジェノバのジャンニーナ・ガスリーニ小児研究所と連携し、クルーズ船上に24時間小児科遠隔医療サービスを導入した。MSCクルーズではすでに遠隔放射線、遠距離医療相談を行なっているが、小児科の遠隔医療の導入はクルーズ会社としても初めてのこと。
MSCクルーズの全客船に導入し、船医がガスリーニ研究所の専門家医にセカンドオピニオンを求めたり、遠隔地からの診断やレントゲン、モニタリングを行なうことができるようになる。全客船を衛星中継で結ぶため、航行地域を選ばず、世界中のどの場所でも利用可能だという。
MSCクルーズでは今回のサービス導入について、家族経営の会社として特に子供の健康と安全に注意を払っていると説明。子どもは大人と治療法が異なる場合があるため、家族連れの旅行者にとって安心してクルーズを利用できるサービスになるとアピールしている。