日本百貨店協会によると、2014年6月の全国百貨店売上高は前年比4.6%減の約4884億円で、3か月連続のマイナスとなった。ただし、前々年比では1.6ポイント増となったほか、前回の消費増税のあった1997年の6月と比較すると減少幅は0.2ポイント小さく、日本百貨店協会では基調的には回復傾向にあるとしている。1月~6月の累計では2.2%増の約3兆5244億円で3期連続プラス推移だった。
訪日外国人の売上高は39.4%増の約40億円で、6月として過去最高を記録。中国や台湾などの中間圏やタイ、シンガポールなどASEANからの訪問者を中心に、購買客数も41.6%増と大幅に増加した。