機内のスマホ、離発着時も「機内モード」で利用可能に　－国交省

国土交通省は2014年8月7日、航空機に基づく告示を改正し、2014年9月1日から航空機内の電子機器の使用制限を緩和する。変更点は2点。（1）航空機の電波に対する耐性に応じて使用可能な電子機器と時間帯を拡大することと、（2）着陸後、滑走路を離れて誘導路に入った時点から全ての電子機器が使用可能となることだ。

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このうち（1）については、航空機を電波に対する耐性に応じて3つに区分けし、区分ごとに内容を規定。電波の体制の強いB787などを含む「区分一（タイプⅠ）」の場合、9月1日からはスマホなどは「機内モード」で機内Wi-Fiシステムへの接続が可能になる。その他、機内の電子機器同士での無線通信、デジタルカメラなど作動時に通信用の電波を発射しない電子機器などが常時使用可能になる。

ただし、同じ型式の航空機でも異なる場合があるため、実際には航空会社の確認が必要。また、9月1日以降も、航空機外の設備と無線通信やトランシーバー、ラジコン、無線式マイクの使用は禁止だ。詳細は下記のリンクの通り。

（トラベルボイス編集部）