Hotels.comが28か国地域を対象に実施した、休暇中のデジタル機器の使用に関する調査で、「モバイルを持たずに休暇に出るのは困難」と回答した日本人は69%で、「休暇の際にモバイルを手放せない国」の3位となった。
日本人の77%が「休暇中に仕事関係のメールチェックをする」一方で、69%は「休暇を利用して仕事を忘れようとしている」と回答。33%が「休暇中にモバイルを長時間使いすぎたことを帰宅後に後悔」しているという。ただし、ソーシャルメディアへのアクセスは場所を問わず重要と考える人は42%で、Hotels.comではモバイルを手放せない理由は仕事だけではないと指摘する。
「休暇の際にモバイルを手放せない国」の1位はタイで、「モバイルを持たずに休暇に出るのは困難」の回答は85%、2位は韓国(78%)だった。次いで、中国、シンガポールなどと続き、上位にはアジア諸国地域が多いという。
このほか、「休暇中の体験を誇張する傾向が最も強い国」の1位は中国で、67%が帰宅後に「家族や友人に嘘をつくことがある」と回答。2位はドイツ(64%)、3位の韓国は「他の人を感心させるために話を大きくすることがある」(48%)となった。日本人は36%が「自分の旅行についてちょっとした嘘をつくことがある」としている。
調査は2014年7月に実施。対象者数は28か国地域の計2495名。