日本旅行の7月の営業速報によると、総販売額は前年比9.0%増の354億4041万円となり、前年実績を上回った。国内旅行は7.5%増の214億4308万円、海外旅行は8.2%増の124億2798万円、国際旅行は43.1%増の15億6786万円で、3部門すべてでプラス推移となった。
国内旅行は、団体旅行が一般団体が20.5%増、教育団体が13.6%増と好調で、団体旅行合計で18.1%増の37億7686万円と2ケタ増。個人旅行も、自社企画の赤い風船が8.1%増の76億7081億円と大きく伸びたほか、JR件も9.3%増の52億7927万円と堅調に推移した。
海外旅行は、団体旅行で教育団体が16.8%減とマイナスになったものの、一般団体が63.6%増と大きく増加し、団体合計で36.9%増の16億7869万円となった。一方、自社企画のマッハ・ベストツアーは2.8%減の47億3350万円と前年を下回ったが、個人手配は16.2%増の44億5662万円と2ケタ増となり、団体旅行のプラスと合わせて企画旅行のマイナス分を上回る結果となった。
なお、1月~7月の累計でも、国内旅行は7.1%増の1366億1975万円、海外旅行は5.2%増の805億8844万円、国際旅行が46.5%増の111億6666万円で3部門すべてプラス推移を維持し、累計総販売額は7.9%増の2284億5139万円となっている。