JTB コミュニケーションズは、みずほ銀行長野支店にポータブル通訳サービス「スマイルコール」を試験的に導入した。外国人利用者の利便性や訪日体験の向上を目的に、9月16日よりサービスを開始している。
「スマイルコール」とは、スマートフォンやタブレット端末など携帯端末のビデオチャットを利用した翻訳サービス。通訳者と向き合いながらの通話が可能で、外国語(英語、中国語、韓国語)から日本語に、日本語から外国語に相互に通訳することができる。
JTBによると、みずほ銀行長野支店を試験導入店舗としたのは、長野県が2015 年春の新幹線金沢延伸や善光寺御開帳を控え、外国人観光客の増加を見込むエリアのため。同社では今回の試験導入を契機に、訪日外国人旅行者に日本での滞在を楽しんでもらえるよう、同サービスを観光地や観光関連施設、商業施設など、さまざまな企業・団体に向けて導入を進めている。