オーストラリア政府観光局は、「美食大陸 オーストラリア」キャンペーンの一環として、11月中旬に食とワインの分野で活躍する80名を世界中からオーストラリアに招待し、グルメツアーとガラディナーを開催する。今回のイベントに選定された招待者は、テレビ番組、著作物、ソーシャルメディアを通じて約4億人に影響を与えると予想されている。
16カ国から訪れる80名の招待者には、日本からも5名が参加。ワイン好きで知られる俳優の辰巳琢郎氏、コラムニストであり「世界のベストレストラン50」の評議委員長である中村孝則氏、人気グルメ誌『エル・ア・ターブル』の編集長小脇弥香氏、食やワインをはじめトラベルジャーナリストとしても活躍している浮田泰幸氏と寺田直子氏の5名だ。
招待者には、オーストラリアの極上の食とワイン、およびアクティビティを存分に体験できるグルメツアーが組まれている。例えば、オーストラリア首都特別地域(ACT)では朝食付き熱気球体験、ノーザンテリトリーではマッドクラブ(泥蟹)獲り、南オーストラリア州ではチーズ作りとなど。ツアーのハイライトは、11月14日にタスマニアのミュージアム・オブ・オールド・アンド・ニュー・アート(MONA)美術館で開かれる世界最高級の特別ディナー。ニール・ペリー氏、ピーター・ギルモア氏、ベン・シューリー氏のオーストラリア人シェフ3人が共同で手がけるガラディナーとなっている。
オーストラリア政府観光局は現在、30~59歳の大人の旅行者にオーストラリアの上質な旅を訴求する「私のイチオシ キャンペーン」を展開中。「美食大陸 オーストラリア キャンペーン」についても、公式サイトを中心に、テレビや新聞、SNS、交通広告、旅行会社店舗など幅広いチャネルでプロモーション活動を展開している。