熊本県の人気キャラクター「くまモン」は、米国・口コミマーケティング協会(WOMMA:Word of Mouth Marketing Association)が授与するウォーミーアワード(WOMMY Award)の最終候補者として、2014年11月17日よりハリウッドで行われる最終選考会・発表会に参加することになった。
ウォーミーアワードとは、消費者間の口コミやソーシャルメディアなどを利用して効果的な広報・プロモーションに取り組んだ組織や関連団体を表彰するイベントで、2006年の開始以来9回目を迎えるもの。過去には国連財団やコカコーラ、ネスレなどの企業や団体が受賞した経緯がある。
今回の最終選出は、2013年に熊本県が実施して注目を集めた「くまモンの赤いほっぺ捜索」や25万回もの再生回数を記録した「赤いけん!ウマいけん!くまもと」動画など、複数の広報活動の功績が認められたもので、これらのプロモーションの企画・実施は電通九州および電通PRが担当。これまでにも両社および熊本県は、全日本広告連盟が主催する鈴木三郎助賞やPR WEEKアワード・アジアでの受賞など、国内外の広告・PR関連業界から注目されている存在となっている。
2014年の最終選考が行われる「ウォーマサミット」は、米国・ハリウッドで2014年11月17日から19日に開催される予定。日本時間の11月19日10:15~13:15には最終発表と授与式が実施されることになる。くまモンによるプロモーション効果や熊本県にもたらす経済効果には、引き続き国内外からの関心を集めそうだ。
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