JTB九州は2015年ゴールデンウィークに、コスタクルーズのコスタビクトリア(約7万5000トン)をチャーターし、博多発着の台湾・石垣島クルーズ6日間を運航する。
博多港は外国船の寄港回数が日本一になったこともあるほど日本有数の寄港地となっているが、中国発着のクルーズがほとんど。しかし今回のチャータークルーズは博多発着とし、日本在住者をメインターゲットに設定。カジュアルクラスの客船の気軽さで、4名1室利用で5万9900円からの料金設定とし、クルーズに踏み出せなかった人をはじめたような客層にアピールしていく。JTBからは40人の添乗員も乗船し、乗客のサポートを行なう予定だ。
JTB九州では博多港の駅や空港からのアクセスの良さをメリットと捉え、福岡のみならず九州や中国地方各地からの参加も期待。九州・博多発着のLCC(ローコストクルーズ)が楽しめる機会の到来とし、今後の博多港のクルーズ誘致促進にもつなげていく考えだ。