SEM(検索エンジンマーケティング)サービス、インターネット広告、ソーシャルメディアなどのグローバルマーケティングを展開するアウンコンサルティングは、世界40カ国を対象にフェイスブック人口に関する推移をまとめた。それによると、2015年1月の調査で、2014年9月の前回調査からフェイスブックユーザー数が増加したのは中国とアラブ首長国連邦のみで、31ヶ国でユーザー数は減少という結果になった。日本では増減なく、2200万人が利用している。
アウンコンサルティングでは、フェイスブック離れが進んでいる理由として、ユーザーにとってフェイスブックが「当たり前」になってしまい、サービスに対する刺激が少なくなってきていると指摘。フェイスブックは記事のキーワード検索サービスを近日中に開始すると発表していることから、これにより今後フェイスブック離れに歯止めがかかるか注目されるとしている。
主な国のフェイスブックユーザー数は以下のとおり(前回調査比)。
- 日本 2200万人 (増減なし)
- 韓国 1240万人 (-11.43%)
- 中国 98万人 (+11.36%)
- タイ 2600万人 (-13.33%)
- インドネシア 5600万人 (-17.65%)
- ベトナム 2200万人 (-15.38%)
- インド 1億200万人 (-7.27%)
- アラブ首長国連邦 500万人(+4.17%)
- オーストラリア 1260万人 (-5.97%)
- アメリカ 1億7600万人 (-3.30%)
- カナダ 1900万人 (-3.06%)
- ブラジル 8400万人(-10.64%)
- イギリス 3400万人 (-5.56%)
- フランス 2600万人 (-13.33%)
- ドイツ 2600万人 (-7.14%)
- スペイン 2000万人 (増減なし)
- エジプト 1820万人 (-9.00%)
- 南アフリカ 1040万人 (-7.14%)
(トラベルボイス編集部)