サービス連合は、2015年の春季生活闘争(春闘)の3月31日正午現在の中間報告を発表した。発表によると、全体の55%にあたる98組合が要求書を提出。大半がベースアップなど実質的な賃金改善を求め、これまでに37組合が合意。17組合でベースアップなどの実質的な賃金改善の回答を得た。
その他、手当の増額、若年層の賃金改善や2016年度以降の賃金制度の改定による賃金改善に向けた労使協議実施を確認できた組合もみられたという。2014年度と比較すると、賃金改善は前進した回答が多く、労働時間の短縮では勤務と勤務の間に一定の時間を確保するインターバル制度や所定労働時間の短縮などの回答をひきだした。
詳細については集約中のため、サービス連動では改めて最終結果を公表する予定だ。